● 明安っ子の一日(令和3年12月)



● 12月17日
明安小学校伝統の最後の「しめ縄作り」が行われました。講師として「桃の木クラブ」の皆さん。閉校記念誌編集の作業を進めていますが,何年も前の「しめ縄作り」の写真が出てきます。子どもたちはとても楽しみにしていました。藁に触れる機会のなくなってしまった子どもたちにとって,この「しめ縄作り」藁をなって縄にすることなど,これが最後になってしまうのかもしれません。でも,明安っ子は,大人になってから「縄ないをしたことがあります!」と胸を張って宣言することができます。とても良い経験です。
しめ縄は,神様が降りた神聖な場所を示すところ。これが張ってあるところには,不浄なものや悪霊は入れないとされているのだそうです。一種の防御壁,魔よけの役割を果たしています。今回作ったしめ縄は,輪の形にしましたが,これも意味があり,終わりがないということです。とってよくないことよくないものを家に入れない。「明安っ子」にとってよくないことよくないものは,病やけがとか,自分に負けてしまう弱い心とかでしょうか。そんなものをはねつける力がみんなの手作りの「しめ縄」には大きな力が宿っているような気がします。そして,明安小学校はなくなってしまうけれど,「明安っ子」としてこれから育つ心には終わりがなく素晴らしいものになるよう見守ってくれるでしょう。
● 12月15日
リズム縄跳び発表会です。縄跳び専門家に教えていただいた4~6年生全員が発表しました。その中には検定には入っていない難しい跳び方があったり,縄2本のダブルダッチがあったりしました。ダブルダッチは4~6年生全員が跳ぶことができます。素晴らしいです。大きな拍手をもらってみんなが満足げで得意気でした。楽しく練習し,自分の力を高めてきた成果が大きく表れました。
● 12月9日(木)
縄跳び検定です。。一人ひとりがこれまで練習してきた成果を確認しあう時間です。一つでも上の級に到達しようとしています。そしてこの時間にも下級生に一生懸命教えてあげている姿がありました。一つの縄に入れてあげてリズムを教えていました。この日もとてもあったかい時間となりました。
● 11月25日
大縄大会です。全児童を2グループに分けておこないました。このような大会となると,とかく勝負にこだわりがちですが,本校は違います。両チームともに互いの回数を讃え合い,跳べるようになった下級生を褒め励ますというとてもあったかいたいかいです。これも,明安小の素晴らしさです。








